「世界遺産検定」氷河編その2 2級レベル
こんにちは。みやです。
世界遺産検定2級を受けたので覚えておいたほうがいいと思ったことをまとめたいと思います。
氷河地帯は地図の問題や保有国もでることがあるので押さえておくといいと思います。
ヨセミテ国立公園
アメリカ西部カリフォルニア州にある「ヨセミテ国立公園」は70万~1万年前にかけて氷河活動がつづき形成された公園です。
活発な氷河活動がつづいたため氷食谷やモレーン、ハーフドーム、氷河湖などの独特な地形ができたと考えられています。
地域の総面積の約95%はウィルダネスと呼ばれる手つかずの自然が広がっています。
テ・ワヒポウナム
ニュージーランド南島にある「テ・ワヒポウナム」は氷河作用と地殻変動による景観が広がっています。
インド・オーストラリアプレートと太平洋プレートの衝突による隆起で形成された一帯は、鳥類の外敵が少なく飛べない鳥タカへや国鳥であるキウイなどの固有種の生息地となっています。
サーメ人地域
スウェーデンの北極圏ラップランドの「サーメ人地区」は氷河の自然景観とサーメ人の生活文化が残っている複合遺産です。
現在、多くのサーメ人は定住していますが、一部の人々はトナカイの放牧を主業とする昔ながらの移牧生活を営んでいます。
例題
次の説明から推測される世界遺産として正しいものを選べ。
-アメリカ西部カリフォルニア州にある氷河によって形成されたダイナミックな景観が特徴の自然公園である。
-活発な氷河活動によって氷食谷やモレーンなどの独特な地形がみられる。
-総面積の約95%はウェルダネスと呼ばれる手つかずの自然が広がっている。
1、ヨセミテ国立公園
2、テ・ワヒポウナム
3、ロス・グラシアレス国立公園
4、サーメ人地区
答え1
2のテ・ワヒポウナムはニュージーランドにある氷河作用と地殻変動による景観が広がっている地域で、タカへやキウイなどの固有種の生息地になっています。
3のロス・グラシアレス国立公園はアルゼンチンパタゴニアにある氷河地帯で、ウプサラ氷河があります。
4のサーメ人地区はスウェーデンのラップランドに暮らすサーメ人の生活文化が息づいている地域です。一部、トナカイの放牧を主業とする人々が放牧生活を営んでいます。
世界遺産検定2級の公式テキストを参考にしています。
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