「世界遺産検定」屋久島編 2級レベル
こんにちは。みやです。
世界遺産検定2級を受けたので覚えたほうがいいところをまとめたいと思います。
日本の世界遺産は細かいところまででるのでくわしく知る必要があると思います。
屋久島
九州最南端から南方約70㎞の沖合に浮かぶ「屋久島」は、花こう岩が隆起して誕生した総面積約500㎢の島です。
狭い範囲に標高1000mを超える山々が連なり、「洋上のアルプス」ともいわれる特徴的な地形のため、海からの湿った風が山にあたると屋久島に大量の雨を降らせます。
「月に35日雨が降る」と例えられたほどの多雨地域です。
雨が多いことに加え、黒潮の影響を受けた温暖湿潤な気候の屋久島では、海岸線から山頂にかけて標高が上がるごとに亜熱帯から亜寒帯まで植生が移り変わる、幅広い植物分布を見ることができます。
この植物の垂直分布が屋久島の大きな特徴のひとつです。
標高2000mにかけての森林には、日本列島の南北約2000㎞の範囲に対応する植生が凝縮されています。
固有な植物にスギがあります。
樹齢1000年を超える屋久島固有のスギを「屋久杉」と呼びます。
屋久杉がくつり出す森林景観も評価され、日本の自然遺産のなかで唯一、自然美を評価する登録基準ⅶが認められています。
屋久島ははるか昔、九州と陸続きであったため、ニホンザルや二ホンジカなどの動物が島に生息していました。
氷河期が終わり海面が上昇して、屋久島に動物たちが取り残された結果、ヤクシカ、ヤクザルなどの固有種を含む多くの動物が生息するようになりました。
日本で最初の世界遺産
日本は1992年に世界遺産条約に締結し、1993年に日本で最初の世界遺産が登録されました。
文化遺産:「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」「法隆寺地域の仏教建造物群」
「姫路城」
自然遺産:「白神山地」「屋久島」
例題
「屋久島」に関して屋久杉と呼ばれているスギは樹齢何年以上のものをいうか?
1、100年
2、500年
3、1000年
4、2000年
答え3
「屋久島」に関しての記述として間違っているものを選べ
1、日本の遺産で唯一、登録基準ⅶが認められている。
2、「洋上のアルプス」ともいわれている。
3、地表は花こう岩からなっている。
4、エコツーリズムに力をいれている。
答え4
4のエコツーリズムに力をいれているのは「知床」です。
世界遺産検定2級の公式テキストを参考にしています。
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